さて、お味の方は

待つことしばし。続けてお客さんが2人ほど来たので、ちょっと無口になって仕事に精を出すお兄さんから揚げたてを渡された。
「うぅ〜ん、この香りだ!」。1年半ほど台湾をご無沙汰している私にって、唐揚げの揚げたての香りは刺激的。「屋台」(?)での王道的な食らい方として、これは歩きながら…と思いはするものの、ここは平日の原宿。私はオジサン、笑。電車に乗って自宅に戻ることに。
それにしても、唐揚げのニオイは強烈だ。地下鉄の車内に充満させてしまった、笑。昼を食いそびれているサラリーマンの方がいたら誠に申し訳ないと思った。
そして自宅に戻り、「いただきまぁ〜す!」。
まずは台湾唐揚げから。噛んだ瞬間に口の中にハッカクを始めとする中華的な香りと味が広がる。うぅ〜、これだ!味が懐かしさと共にいろんな記憶が呼び起こされる。あぁ〜、楽しかったなぁ〜、また行こう!食い物の力を思い知る、笑。
次に、ラージャン唐揚げを。ん?これって何か普通に美味しい。女性に大人気というのが分かるような。美味しいと思ったけれど、記憶は蘇らない?
口の中がベタベタして来たので、レモン愛玉です〜っとする。
すべてをおいしくいただいたのだけれど、こうやって手軽に若い人たちが集まる街で台湾的な味が広まるのはいいことだなぁと思った次第。でも、金額を現地価格と比較するのだけは止めておこう。ここは東京だ、笑。
また、何かのついでに行ってみよう!

注)東京ミートレアでは、イベントメニューとかあったらしい。

ドリンクのフタ

ドリンクのフタに気がついた人がいるだろう。そう、このペタッと密着したのは台湾で見かけるタイプです。台湾ではワンタンとかでもフタの代わりにこの密閉タイプのものが使われていた。なぜか日本ではあまり見かけない。コボレなくて便利なんだけどなぁ〜。
お店の人によると、やっぱりこの機械は台湾から取り寄せたものらしい。

李さんの台湾名物屋台

台湾在住のライター・片倉佳史氏のツィートの中に「台湾唐揚げ」の文字が!
リンクをチェックしてみると「名古屋発!元祖台湾唐揚げが、ついに関東上陸!東京ミートレア店に続いて原宿1号店好評営業中!!」と。
名古屋、大阪、富山には今のところ行く予定が無いので、これは原宿1号店に行ってみなくてはと(南大沢のミートレア店の方が大きいようだが、いささか遠い、笑)、作業が一段落ついたところで原宿へ。
平日だが、そこそこ天気がいいのとちょうどお昼時だったので、ラフォーレ原宿と先日オープンしたばかりの東急プラザの周辺には若い人が結構いた。個人的にはここの交差点は10数年前に何度もストリートファッションを撮ったことがあり、ちょっと悪夢が蘇る、笑。
東郷神社の方に向かって歩き、ちょうど竹下通りから出たところを渡り、auのお店の横をまっすぐ。そしてちょっと行って左。
かわいい看板が見えて来た。

注)看板の下がたい焼き」とあるけれど、これは隣がたい焼き屋さんで、台湾唐揚げ屋にたい焼きが売っているわけではない、笑。

参考)【李さんの台湾名物屋台】のサイト
http://www.lees-taiwan-kitchen.com/index.html

期待に胸を膨らませ、オーダーを

さすがに、この路地裏まで入って来ると平日は人通りは少ない。間口一間の店に入ると、ニコニコした若いお兄さんが「いらっしゃいませ〜」。
下調べをして来たので、目指すは「台湾唐揚げ」「ラージャン唐揚げ」「海老団子」「レモン愛玉」を頼む。
ちょっとナメてかかっていて作り置きがあるのかと思いきや、オーダーされてから揚げ始める。これはちょっと期待できるかなと。